| ・くにたち音楽地図
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【連載】くにたち音楽地図(マーサ) ?002. 谷保第三公園
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2012年08月23日(木)
【連載】くにたち音楽地図(マーサ) ?002. 谷保第三公園
[・くにたち音楽地図]
ぼくは子どものころ、野球に夢中でした。
ポジションはピッチャー。
ゲームだけでなく、毎日のように家の塀を相手に
何球も何球も投げ込み練習、暑い夏の季節でも。
ある野球漫画の主人公が、ちょっとのんきに
こんなセリフを言っていました。
「目立つだけあって、疲れるポジションだのぅ」
いやぁ、ほんとうに大変なポジションなんです。
だからこそ、ぼくは野球のゲームを観ると
ピッチャーに注目してしまいます。
でも、そんなピッチャーをはじめ、
野手全員をキャッチャーはこういう視界で
ゲームをコントロールします。
*注:写っている野球のボールは、
2011年6月6日、ほぼ日刊イトイ新聞
13周年記念企画「野球を観よう!」で、
ライナーのファール・ボールを素手で
キャッチし、いただいたいたもの。
(周りから拍手をいただいたものの、
心の中では「いたーっ!!」でした・笑)
サッカーで言うところの「司令塔」
まさに要(かなめ)。
いまとなっては、子ども時代にキャッチャーが
できるひと、とっても尊敬します!
この場所、
この街では通称「第3公園」と呼ばれます。
ぼくが知るかぎり、
あまり大きな公園がない街ですが、
野球が盛んに行われていたり、
いろんな行事ごとの拠点などとして、
市民に親しまれている場所のひとつです。
ここ、第3公園には何度も来たことがあります。
それなのに、こんなふうにホームベースや
ピッチャーのプレートが埋め込まれていること、
つい最近まで知りませんでした。
さて、野球/ベースボールといえば、
この曲でしょう。
'Glory Days'
by
Bruce Springsteen
「グローリィ・デイズ」
(ブルース・スプリングスティーン)
ぼくにはすごいベースボール・プレイヤーの
友だちがいたんだ
あれは、ハイ・スクール時代
びっくりするほど速いボールを投げるんだよ
あぁ、あれは栄光の日々だったなぁ
こんなストーリィで始まり、
この曲は活き活きと唄われ、
楽しそうに演奏されます。
Bruce Springsteen - Glory Days
だれしも持っている懐かしい時期を
思い出すにもまさにピッタリ。
そして、歳を重ね、もう大人になったとしても、
のちに「いま」が栄光の日々だと思うかも
しれません(未来の可能性も!)。
世界的に大ヒットを記録した
アルバム『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』の中で、
ぼくのいちばんのフェイヴァリット・ナンバー
でもあります。
"All right. Let's go!" ♪
しかし、ブルース・スプリングスティーン、
アメリカの人なのに
投球フォームが... うーん、イマイチ(笑)
これ、なぜかミュージシャンにありがち。
野球に限らず、スポーツ全般的にそんな気が。
とはいえ、裏返せば、それだけ音楽にのめり込み、
愛してきた証しなのかもしれませんね。
■収録アルバム
Bruce Springsteen "Born In The U.S.A."
ブルース・スプリングスティーン
『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』(1984年)
by
音楽キュレイター(Music Curator)・マーサ
[ameblo]
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