【国立の昼メシはどうなっているのか探訪 #7 大黒屋再び】
神社にお参りした帰り道は無性に蕎麦が食べたくなるのは何故なのか。
ラーメンを食べたくなることはあまりない。
焼きそばを食べたくなることはほとんどない。
ましてやスパゲッティカルボナーラを食べたくなることは、まずもってない。
そう、神社にお参りした帰り道には蕎麦!と決まっているのである。
すると、こういう質問を受ける。
うどんはどうか?
まあ、うどんは許せる。汁が同じである。
では、同じうどんでもカレー南蛮うどんはどうか?
う〜ん、悩む。許してもいい気がする、、。
では、蕎麦屋の黄色いライスカレーはどうか?
う〜ん、う〜ん、麺で勝負したいところだが、蕎麦屋の黄色いライスカレーならありだと思う。
では、カツ丼は、、、。
う〜ん、う〜ん。きりがないので、これ以上の追求はやめて欲しい。
さて、何が言いたいのかというと、どどどどどーんっと、リニューアルオープンの『大黒屋』である!
そうだ、私はこれが言いたかったのだ。
今年の冬の2月に大黒屋さんのことを書いたら、その後すぐに改装のために一時閉店となった。
私はその時にはそのことをまったく知らず、この昼メシ探訪に書いたのでびっくりした。
それが今年の2月である。
詳しくは
下のリンク
を読んでね。
さてさて、この秋に、私はまた晴れてここに帰ってきたのである〜〜!
また帰れて良かった良かったホッとした。
実は一抹の不安はあった。
つまらないお店になっていたらどうしよう。
そうだったら書けない。いや、書かない。
まあ、その時は書くのはあきらめようと考えていた。
そして、そして、店内に入ると、私の不安はみごとなくなり、新たな希望に変わるのだった。
昭和の蕎麦屋を平成の蕎麦屋に変えるにはかなりのリスクがある。
その店の持っていたある種独特の空気のようなものが、なんだか薄っぺらいものに変わってしまうリスクである。
しかし、それはなかった。
不思議であるが、ないったらない。
テレビがなくなり、ビートルズが流れている。
昼間から日本酒を飲んでテレビを観ていたおっちゃんは、七五三の着物を着た女の子に変わった。
以前はなかったカウンターができた。
こう書くと、昭和感が消えて、なんだかつまらない店になってしまったように感じるが、不思議と落ち着く店内なのである。
空気の澄んだ師走になったら、
谷保天満宮で今年の御礼を述べに行き、来年もこの「昼メシ探訪」を続けられるよう願い、その帰り道には、カウンターで日本酒を呑みながら蕎麦を食べよう。
そう、お参りの帰り道にはやはり蕎麦なのである。
≪関連リンク≫
【国立の昼メシはどうなっているのか探訪 #02】大黒屋
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