【国立の昼メシはどうなっているのか探訪 #4   いたりあ小僧】
 
今日はタンメン食うぞ〜と歩いていると何故かいたりあ小僧に居る。
今日はトンカツ食うぞ〜と歩いていると 何故かいたりあ小僧に居る。
今日はなんでもいいけどスパゲッティー以外を食うぞ〜と歩いていると何故かいたりあ小僧に居る。
そういう経験が皆さんにはないだろうか。
私にはある。
 
何故そのような思わぬ展開になってしまうのか？
この国立いたこいるいる問題についてはさまざまな心理学者たちが挑んでいるが、現在ではふたつの説が考えられている。
 
ひとつは赤い帽子を被ったあの可愛いというか可愛くないというか意味不明の小僧がここに入りなさいよと指を指しているように見えるから。
しかもあろうことかオシッコをしながら。
あの子を無視して通過するのはさすがに薄情な気持ちになってしまうからという説。
 
もうひとつはニンニクの香りにつられドアを開けた瞬間のあの店内が、ザ・クニタチというか「あゝ、ここはクニタチなんだな〜」とあたりまえなのに唸ってしまう、クニタチ気分説である。
 
そして、ドアを開けた瞬間に一瞬後悔する。
あ〜、やはり今日も混んでいると。
しかし、心はもうスパゲッティー臨戦態勢に入っているからここで引き返すことはできない。
 
看板にあるようにイタリア風スパゲッティーである。
日本風お寿司とか中華風餃子とかフランス風ワインはお断りしたいが、いたりあ小僧のイタリア風スパゲッティーはなかなかいけるのである。
なにせ、イタリアでスパゲッティーを食べたことがなく、これからも食べる予定がまったくない私は、イタリアスパゲッティーでもイタリア風スパゲッティーでも区別がつかないからどっちでもいいのである。
 

そして、この店はメニューを見ていつも悩む。
通常、私は 5 秒で食べるものを決める。しかしこの店では、ニンニクかタラコかトマトか、はたまた醤油かそれ以外かで悩む。
そして その中に投入する具材はきのこか魚介かそれ以外かで悩む。
きのこだとしても何のきのこかを決めねばなるまい。
まあ、この順列組み合わせ三角関数による論理的メニュー選びがこの店の至福なんだけどね。
 
以上。
 
さて、今日こそはスパゲッティー以外を食べるぞ〜〜！
たぶん、、、。
 
< 書いている人 >
国立昼メシ向上委員会 会員番号 02 番
一日のうちたった一度しか選択する機会のない昼メシというジャンルに日々悶々としています。
一日二回は食べられないし。
 
 
国立情報WEBマガジン くにたちハッピースポット
http://kunitachi.happyspot.jp/
https://www.facebook.com/kunitachi.happy.spot