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2014年01月30日(木)
進学塾は賽の河原?
[つぶやき]
かつて私は
三重県最大手の進学塾で
数学と物理を教えていました
進学塾で教えることは
嫌いではありませんでしたし
自分で言うのもなんですが
それなりに評判は良かったので
教材開発部長も務めさせていただきました
でも進学塾で教えたことが
子どもたちの役に立っていたかというと
心許ないところです
教科の内容について
生徒が誤解をしていることについて
正しい理解の仕方を話すことは
よくありましたから
それは意味があったでしょう
また
定期テスト対策をすることで
10点くらい下駄をはかすことは
できたと思います
問題を予想して
同じタイプの問題を
3〜4問も演習させれば
似たような問題なら解けるようになってしまう
子どもたちが少なくなかったからです
けれどもたいてい
テストが終わって2週間もすると
もともとできなかった子どもたちは
きれいに忘れてしまうのです
試験対策で演習したのと
同じ問題が解けなくなっているのです
講師仲間では
「蒸発の法則」などと
苦笑いしておりました
進学塾の仕事は
賽の河原で石を積むようなもの
なのかもしれません…
[ameblo]
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