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2014年01月21日(火)
日テレドラマは中止すべきなのか (1)
[つぶやき]
私は観ていないのですが
日本テレビのドラマ「明日ママがいない」に対して
熊本市の慈恵病院が「放送中止」を求めている
のだそうです
参考記事 ⇒
☆
舞台は児童養護施設のグループホームなのですが
その登場人物の振る舞いが
あまりにも現実とは違っているそうです
そんなドラマを見た子どもたちが
現実の養護施設の子どもをいじめたりしたら
大変なことになる
というのが「放送中止」を求める理由だそうです
実際にこのドラマを見て
リストカットをした人もいるそうです
確かに
ドラマを見て傷つくことはあるでしょう
また嘘っぱちのドラマを見て
本当だと思って誤解する人も出るでしょう
でもそんなことが起こらないように
ドラマを作ることはできるのでしょうか?
たとえばいま人気の
朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」を見ると
ヒロインの夫=西門悠太郎さんの大阪弁に対しては
私にはものすごい違和感があります
私は大阪でも南河内地方で育ったので
舞台になっている天満とは言葉は違います
それでも
「あれは無いやろ」
と思ってしまうのです
関西弁のついでを言えば
「科捜研の女」というドラマのファンなのですが
舞台は京都府警なのに
主要登場人物は標準語しか話しません
たまに出てくるエキストラのおばちゃんたちが
なぜか京都弁だったりするのですが
ものすごい違和感です
「ごちそうさん」も「科捜研の女」も
うそっぱちに決まっているのです
でも
その違和感を乗り越えて
伝わってくるものがあるので
「ごちそうさん」も「科捜研の女」も
私は楽しむことができます
そんな些細なことと
今回のドラマの話は別だろう
と思われる人がいるかもしれません
けれども私はこの違和感が
とても大事だと思っているのです
違和感を感じたら
この話のどこかにはウソがある
ということだからです
そして少しでも違和感を感じたら
鵜呑みにすることをやめることが
とても大事だと思っているのです
(つづく)
[ameblo]
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