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2013年09月20日(金)
学ぶことは食べることに似ています
[つぶやき]
学ぶというのは
食べることと似ていて
自分とは質が違うものを
取り入れることです
食べるということは
植物や動物を
噛み砕いて消化して
体の中に取り入れて
体を作ったり
動く力に変えたり
することです
私が食べた物は
胃や腸の中にある間は
まだ私の身体ではありません
腸の壁を通って体に入って
初めて身体の一部になるのですが
それからもあちらこちらに動き
さまざまな変化をして
筋肉や脂肪や骨になったり
力を出すのに使ったり
いろいろと活躍するわけです
同じように
本を読んだり
教えてもらったことも
最初は私の知恵
ではありません
今の私の知恵と
今教わったばかりのことは
たいていチグハグなものです
それをジグソーパズルをあわせるように
入れ替えたり置き換えたりして
新しい知恵の形を作ることが
学ぶということです
もともと持っている知恵を使って
新しい知識を取り込むことが
学ぶということなのです
国語や英語の学習では
漢字や単語や文章を覚えていくことが
主な課題なので
どちらかと言えば
新しいことをそのまま覚えるところが多く
消化することは少ないのです
ところが算数/数学では
まったく新しい知恵を身につけることが
主な課題になります
たとえば
まなびばの学習で
足し算を学ぶ前には
1〜120以上の数まで
スラスラとかける練習をします
数字を書くことは
0〜9までの数字を覚えれば
あとはひとつながりです
そこからいきなり足し算に入るのですが
最初は +1 ばかりを練習します
□+1
の答は□の次の数字を書くことだ
ということが伝われば
2+1 や 5+1 はもちろん
19+1 や 29+1 でも
すぐできるようになります
それは1〜120以上の数字まで
ただ数えるようにスラスラと書けるからです
まなびばのプリントは
それまでに身につけたことを使えば
一つのことがわかれば
すべてできるように作られています
言い換えると
それまでのことがあやふやだと
とても苦労するようにできているのです
[ameblo]
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