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2013年08月29日(木)
仕事にするのは好きなことではなくても良い
[シリーズ 学ぶ人]
☆ シリーズ 学ぶ人 3
落合さんが経営されている
オーダーメイドの秘境の旅です
インド、チベット、ブータンなど
お客さんの人となりに合わせて企画を練り
落合さん自ら添乗員として参加される
大手ではありえないプランが
目白押しの旅行代理店です
もちろん落合さんご自身も
無類の旅行好きです
子どもの頃は
アメリカにあこがれていた落合さん
小学生の頃に
自分で英語の参考書を買って
自分で勉強して修学旅行で
外国人に話しかけていたそうです
当然のように
外国語大学に入り英語を勉強され
旅行が大好きだったのですが
最初のお勤めは貿易会社だったそうです
岡田:
旅行会社に入る気はなかったんですか?
落合:
本当に好きなことは仕事にしたらアカンって
思い込んでたんですね
いつ誰から言われたのかは
よう分かりませんが…
岡田:
そうですか
それで貿易会社に入って
どんなお仕事をされていたんですか?
落合:
はじめに担当したのは
工場のプラントを輸出する部門でした
それで現地に行って
作業着を着て組み立てをすることになって
「嫌やなぁ」って思ったんですよ
そんなんするために貿易会社に入ったんちゃうぞ
って思ってね
岡田:
それでもお仕事やから
落合:
そうですね
ところがこれがやってみると
オモシロかったんですよ
岡田:
何でもやってみるもんですねぇ
落合:
そのうち現地で工場を立ち上げて
軌道に乗るまで指導する
技術サービス部に配属されました
岡田:
外国でですか?
落合:
南アフリカとか
中国とか韓国とかですね
ボクね
中国語はそこで覚えたんですよ
教えてもらうと言うても
身振り手振りでね
文法なんかわからへんけど
今でも発音はムチャクチャいい
っていうことのようです
岡田:
仕事も面白いし
外国にもいけるのに
どうして辞められたんですか?
落合:
ちょっと大きな声では言えませんが
どんな会社でも多少のごまかしってあるでしょ
それが許せんかったんですわ
岡田:
正義漢なんですねぇ
落合:
いやぁ
まじめと言うか
若気の至りですね
岡田:
でも後悔はしてない
落合:
それはもちろん
※注:
落合さんも私も関西人なので
国立で話していても二人だと
関西弁丸出しなので
ライブ感を再現するために
関西弁で書くことにしました
▲おちあい かずのり さん▲
[ameblo]
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