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2013年08月02日(金)
フクシマ後は世界が変わったと思っています
[つぶやき]
東日本大震災は
私にとっても衝撃的なできごとでした
私自身は
過酷な原発事故がいつかは起こる
と予測はしていましたが
私が生きている間に
それも日本で起こるとは
想像していなかったからです
振り返ってみれば
すごく地震が多い日本に
50基以上もの原発があるのですから
必然と言っても良かったのですが…
原発事故をあつかった
ドイツの劇映画に
「みえない雲」という作品があります
そこで描かれていた被害と
フクシマの事故の後とは
かなり様相が違ったこともあり
私の心の中には
ホッとしている部分と
本当にこれでいいのかという部分とが
未だにせめぎあっています
チェルノブイリの事故では
大規模な放射能漏れ
2週間で終わりましたが
フクシマでは未だに
放射能はもれ続け
収拾のめどすらたっていません
自己の後始末については
東京電力に任されているわけですが
その能力には大きな疑問があります
かといって
東京電力や国の対応に対して
私ができることはありません
居ても立っても居られない気分ですが
自分の仕事とフクシマは遠く…
そこで
どう考えればいいのかを
語り合う会を17回重ねてきました
私の大学での専門は
いちおう物理学だったので
放射能の現状とこれからが
話題の中心でした
けれども
事故から2年半がたつと
日本政府の度外れた対応もあり
正論を語ってもほとんど意味がない
というのが現実となるでしょう
どうしてこんなことになるのか
を考え続けてきたのですが
一つには「お金」の問題
もう一つが「心」の問題
であるような気がしています
17回開いた集まりの名前は
少しずつ変わって
最後は
「フクシマからつむぎだす会」
だったのですが
放射能とお金と心が
主な話題になりそうなので
「フクシマ後を生きる会」
としようかと思います
次の集まり
第18回「フクシマ後を生きる会」は
9月11日(水)午後7時半〜
以後、毎月11日に開催する予定です
[ameblo]
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