昨日の記事で
「無氷河期」という言葉を使いました
「無氷河期」という言葉を
初めて目にされた方もいるかもしれません
氷河期というのは
地球に氷床がある時期のことです
氷床とは
地表部を覆う総面積5万平方キロメートル以上の氷のかたまり
のことです
5万平方kmの円の直径は
250kmくらいになります
東京と名古屋の直線距離が
約260kmです
ちなみに南極大陸は1400万平方kmあり
その90%以上が氷でおおわれています
つまり今は氷河期なのです
では無氷河期とは何かというと
文字通り氷河(=地球の氷床)がない時代
のことです
無氷河期の一つが
恐竜のいた時代です
恐竜がいた時代の気温は
今より10度くらいは高かったようです
ちなみに
氷河期と無氷河期の長さを比べると
無氷河期の方が多かったようです
⇒ 参考
氷河期の間でも
どちらかというと暖かい時期と
冷たい時期があって
それぞれ「間氷期」「氷期」といいます
いまは間氷期で
氷河はあるけれども
どちらかというと暖かい方だ
ということです
今の氷河期が始まったのは
4000万年前くらいのことですが
その間に間氷期と氷期の入れかわりは
何度もありました
そして今は
最後の間氷期の中でも暖かい方ですが
またいつ氷期になっても不思議はありません
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