算数の教科書で計算は
まず答が10までの足し算を学び
その次に10までの数からの引き算を学びます
10までの足し算引き算が終わると
立体図形や時計の読み方を学び
ふたたび足し算に戻ります
今度は一ケタの数同士の足し算を学び
それから二ケタ引く一ケタの引き算を学びます
足し算の九九をすべて覚える前に
引き算に入り
引き算が終わったら
数ヶ月は別のことをやり
ふたたび足し算に戻った頃には
かなり忘れている子どもと
身についている子どもが入り混じっている中で
さらに新しいことを教えることになります
足し算がスラスラできるようになる前に
引き算に入る子どももいることでしょう
だからでしょうか
中1になっても
繰り上がりのある足し算や
繰り下がりのある引き算を
スラスラ正確にはできない
子どもが
半分近くいるようです
その理由はいくつもあります
足し算九九が身についていないので
7+8 が
3回に1回くらい16になってしまう場合
3桁の足し算を5問もやると
疲れきって集中できなくなる場合
繰り上がりや繰り下がりの仕組みが
ときどき使えこなせなくなる場合…
まなびばの教材では
まず三ケタまでの数字の書き方を学びます
それから一ケタ足す一ケタの足し算が
スラスラと正確にできるようになるまで学びます
さらに足し算九九が完璧になってから
二ケタ引く一ケタの引き算を学びます
足し算九九が身につくのは
かなりの期間が必要ですが
それに比べて
引き算は楽に身につきます
プリントの種類でみれば
足し算九九は18種類ありますが
引き算は7種類でおしまいです
一つのことを完璧にすると
二つ目のことを完璧にするのは
グッと楽になるのです
ですから私は
あれもこれも手をつけるより
まず一つのことに
心も身体もしっかり向けて
取り組んでもらいたいのです
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