中学受験で合否を分ける科目は算数です
国語・社会・理科は
理科の一部分をのぞけば
ほとんど暗記です
暗記にもコツはありますが
基本は何回も参考書を読み込めば
覚えてしまいます
もちろん得手不得手はありますが
基本は繰り返しに尽きます
それに対して
算数と理科の一部は
単に覚えるだけではなく
理屈で考えることが求められます
ところが
小学校の高学年でも
論理的に考えることは
とてもむずかしいのです
中学受験生が算数の問題を解くとき
論理よりも経験と勘で解いている割合が
大きいのではないか
と私は感じています
算数の文章問題の7〜8割くらいは
中学2年で習う連立方程式が使えて
単位の仕組みがわかっていれば
大したことがない問題です
それを方程式を使わないで解くのですから
かなりトリッキーなやり方になります
それに中学受験に出る問題の中には
2次方程式になるものもあります
それでも小5くらいまでに
連立方程式が解けるようになれば
かなり有利になるでしょう
もちろん
連立方程式を使いこなすためには
正負の数の加減乗除と
文字式も使いこなせる必要があります
それでも
中学受験をした方がいいくらい
勉強に向いている子どもさんなら
小2くらいから
まなびばでコツコツ学べば
方程式をものにするのは
それほど難しいことではありません
そうなれば進学塾に行かなくても
小5の1月くらいから
自分で参考書4冊に真剣に取り組めば
いいのです
それができないようであれば
中学受験をしない方がいいだろう
と私は思っています
自分で参考書に取り組むだけで
どうしても不安なら
6月くらいまでに
一通り参考書が終わらせて
模試を受ければ弱点がわかるので
もう一度やり直して
2〜3回模試を受ければいいでしょう
それでも不安なら
進学塾の夏期講習を
受ければいいでしょう
超難関校は別ですが
そこそこの中学なら大丈夫だろうと
私は思っています
どうしてそんな風に思えるのかと言えば
まなびばでは答を生徒に渡し
生徒は答を見ながら理解していくからです
そのやり方で小学生が方程式をものにするには
学校で習っていないことを
私にもほとんど聞かずに
100種類以上のプリントを
こなさなければいけません
それができれば
受験参考書を自学自習することは
大したことではなくなっているからです
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