学校に通うことで
いろいろなことを学びますが
中でも強烈に学ぶのは
「できることはよいこと」
という先入観かもしれません
「できることはよいこと」が
大前提になると
「できる子はよい子」
「できないことは悪いこと」
「できない子は悪い子」
なども明らかなことかのように
思い込んでしまいがちです
できる子ならば
教科書の問題くらい
読んだらできるのが当たり前
という先入観も
多くの子どもたちが持っています
ウラを返すと
教科書の問題が
自分でできないと
自分は悪い子だ
と思ってしまうということです
実は
教科書は先生が解説し
教えることを前提に書かれているので
自分だけの力で教科書の問題を解ける子は
ほとんどいません
教科書だけを見て
問題が解けなくたって
あたりまえですし
教科書ガイドや参考書を見ながら
自分で
考えられれば十分でしょう
何よりの証拠に
先生用に赤字でびっしり解説を書いた
「指導書」というアンチョコがあるのです
大学を出て
それなりに知識があることになっている先生でも
教科書で学ぶべきことのすべては知らないので
指導書があるのです
だいたい教科書に書いてあることのほとんど
中でもテストに出ることは
正しい答えがある問題だけですから
分からなければ教わればいいことばかりです
そもそも
自分だけでは分らないことが
分かるようになるためや
できなかったことが
できるようになるために
学校に行くのでしょう?
私は
分からないことが見つかったら
人の話を聞いたり
調べたりすれば
分かるようになっていく
と考えていますし
もう少しでできそうなことが見つかったら
できるようになるまで練習すればいい
と思っています
ですから
1分考えてやり方の検討がつかなければ
答や解説があるのなら
まず答や解説を見てみましょう
答えや解説がないのなら
学校に言って質問しましょう
といったふうに
言うことがよくあります
でも
できない自分をさらすことには
大きな抵抗がある子どもが
かなりいるのも
また現実です
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