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2013年05月14日(火)
80円から100円になって円安になる理由
[つぶやき]
80円から100円になったら
円安だというのが
よくわからない
と聞かれました
そこで
ちょっとくわしく書いてみます
一本80円の鉛筆が
100円になったら
鉛筆の値段が20円上がったので
鉛筆の値打ちが上がった
と思えばいいでしょう
ここで注意したいのは
鉛筆の値打ちを
お金の円で計った
ということです
ところが1円は
どう工夫しても1円ですから
円の値打ちを
円で計ることはできないのです
そこで
たとえばドルと比べるわけです
1ドル=80円
1ドル=100円
というのは
円をドルで計ったのではなく
ドルを円で計っているのです
ここでもう一度
鉛筆に話を振り返ってみましょう
1本=80円
だったのが
1本=100円
になったら
鉛筆の値打ちが上がった
のですよね
ですから
1ドル=80円
だったのが
1ドル=100円
になったら
ドルの値打ちが上がった
ということなのです
円の値打ちの変化を知りたければ
円をドルで表せばいいわけです
そこで 1ドル=80円 のときに
100円が何ドルになるのか
を考えてみましょう
等式は天びんと同じように
左右を入れ替えたり
右と左に同じ数を掛けたり割ったりしても
つりあいます
まず左右を入れ替えて
80円=1ドル
ですね
次に100倍して
8000円=100ドル
さらに80で割れば
100円=1.25ドル
だったことがわかります
それが
100円=1ドル
に変わったわけです
小数点が嫌いな人のために
ついでに100倍すると
10000円=125ドル
だったのが
10000円=100ドル
と変わったと考えてもかまいません
これはアメリカ人が日本で
10000円のデジカメを買うとき
前は125ドルだったのが
今は100ドルになった
ということです
だから
1ドル=80円
が
1ドル=100円
になったら
「円が安くなった」
と言えるのです
さて
どうして円の値打ちが変わるのか?
これは算数では解けません
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