フジテレビの番組で
5月5日に放送された
「ボクらの時代」の出演者は
白石加代子さん
南果歩さん
中島朋子さん
の3人でした
皆さん女優で
母子家庭育ちです
「ボクらの時代」は
何も台本がなく
その場の流れで
話が展開していくという
お茶の間のような雰囲気で
なかなかいい話が聞ける番組です
ハズレのときもありますが
今回は大当たりでした
心にズシンと響く話が
いくつもありました
中でも私にはピカ一だったのが
白石加代子さんの歳をとる話でした
白石さんは
あまりテレビには出ない女優さんですから
知らない方もいらっしゃるかもしれません
早稲田小劇場出身の
鬼気迫る演技をする方で
今71歳です
その白石さんが
せりふを覚えるのでも
前は3日で覚えられたものが
今は倍でも無理なのよ。
歳をとるってそういうこと
でもね
若いときの2倍・3倍と時間をかけて
入ったセリフはね
若いときより全然深いの
といったようなことを
話されていました
実体験に裏づけされているので
白石さんの思いが
ひしひしと伝わってきました
同じことが
子どもの学習でも言える
と私は感じています
いわゆる頭のいい子どもは
一回聞いた話を
ほとんど覚えて忘れない
ということはありますが
その理解が浅いのです
子どもが
何度も何度も練習しないと
九九を覚えられないと
お母さんや先生の中には
イライラされたり
「ああこの子はダメだ」
などと思われてしまう方も
いるようです
けれども
数回で覚えた九九と
半年かけて覚えた九九とでは
その深さが違う
というのが私の実感です
九九の内容は同じでも
育ったあきらめない心は
質も量もまったく違うのですから
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