ものの世界には「慣性の法則」があります
動いているものは
何か力が加わらなければ
動いていく方向と
速さは変わらない
という法則です
その特別な場合として
動いていないものは
何か力が加わらなければ
ずーっと動かない
ということもあります
地球上にあるものは
すべて地球の重力によって
地球の真ん中に引っ張られているので
どんどん落ちていくのですが
地面にあると
地面から重力と同じ力で押されるので
合計すると力が働いていないのと同じです
転がした玉がとまってしまうのは
地面とこすれてまさつ力という力が
進むのと逆の方向に働くからです
私はこの慣性の法則は
心の世界でも成り立つ
と感じています
心の世界にも
重力のように
外からひきつける力が
いろいろとあり
動いているとまさつ力のように
動きを止める力が働くのです
だから
自分の意思を持って動かないと
世間の空気に流されて
「こんなはずじゃないのに」
と思ってしまうことがあります
また最初は勢いで突き進んでも
長くは続きません
車は急には走れないし
急には止まれないのです
心も昨日と同じように動くのはラクでも
何か新しいことをするのには
新しい力を出さなければいけないので
疲れるのです
一気に変わろうとしても
ゆり戻しがあるので
少しずつ力を出し続けるのが
一番だと思います
大事なのは
「この方向でいきたい」
という意思を保ち続ける
自分の内側から湧いてくる
心の力をうまく使うことでしょう
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