最近気になることの一つは
カタカナの言葉が増えていることです
だんだん歳をとってきたので
新しい言葉を覚えるのが
むずかしくなってきたせいかもしれません
確かに
外来語を日本語に翻訳するのは
やさしいことではありません
たとえば
デモクラシーは
日本では民主主義となっているので
「考え方」のように思われていますが
もともとは「制度」を意味していて
考え方ではないそうです
英語圏での考え方を
そのまま伝えるためには
英語をそのまま使った方が
いいのかもしれません
だとすれば
ぜんぶ英語で表現する方が
いいのではないでしょうか
中途半端に
「ガバナンス・コンプライアンスの観点から、
なぜエビデンス性の高い企業情報アーカイブを
確保する必要があるのかを考えた」
などと書かれても
私にはピンときません
ほぼ同じようなことを
日本語で書けば
「企業が自らの意思で
法律を守って活動するために
どうして事実や論理のしっかりした
企業情報の資料を
整理・保存する必要があるのかを考えた」
でいったところでしょう
私が話したり書いたりするのは
できるだけ多くの人にわかってほしい
という思いからなので
なるべくやさしい日本語を使いたいのです
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