まなびばで使っているプリント教材は
解説がほとんどありません
ルールが伝われば
ほとんど説明しなくても
それなりにできるように
作られているのです
このプリントが
何とかできただけでは
理解できないことが
まだまだ残っています
何度も繰り返し
同じプリントに取り組んで
スラスラできるようになれば
その内容を使いこなせるようになります
そうなってはじめて
かなり深い話ができるようになるのです
たとえば
1+2=3
ということになっています
算数の計算問題なら
それで正解です
でも実際には
1+2=3
になるのはむしろ
例外だ
と思っておいたほうがいい
といった話ができるようになります
「リボン1メートルと
リボン2メートルを足すと
リボン3メートルになるわけだけど
『足す』の意味が
『つなぐこと』なら
縫いしろがいるので
足しても3メートルにはならないよね」
「りんごの紅玉1個と
富士2個で
りんご3個と言えるけど
りんご3個と言うだけでは
紅玉3個のときもあれば
紅玉2個と富士1個
かもしれないよね」
といった具合です
こういう話を
「1+2=3」が当たり前だ
と思えていない子どもにしても
ほとんど何も通じません
あることがらを理解できるためには
その前提になっていることは
当たり前にできることが
不可欠です
そんなわけで「まなびば」では
わかる前にできることを
大事にしています
※ 2週間に1度くらいのペースで
メールマガジンを発行しています
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