自分から行動できる人になってほしい
という願いからなのかもしれませんが
子どもの意見を聞きすぎる方が
ときどきいらっしゃいます
15歳くらいまでの子どもたちは
論理的な思考をもとに
自分の行動を決めることは
それほどありません
話の内容も
コロコロ変わったりします
その時の気分や
周りの雰囲気から
なんとなく
何をするのかを
決めているようです
そんな相手の言うことを
すべて真に受けていると
その時の気分や雰囲気に
流されてしまうばかり
ということになるでしょう
最低限の条件をもって
それだけはしっかりと守り
その上での適当なさじ加減を
臨機応変にすることが
子どもの道しるべたる
大人の役割なのではないか
と思うのです
それができるのは
単にものわかりが良い大人ではなく
はっきりした生き方を後ろ盾にもって
ふところ広く人の話が聞ける人
ということになります
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