〜 体罰をめぐって 〜 (5)
私は体罰に限らず
罰を与えることで
生徒の考えを変えようとは
これっぽっちも思っていません
私がいいと思っていることは
私の好みであり
生徒がいいと思っていることは
生徒の好みなので
完全に一致するわけがないからです
私が考えていることは
できるだけ伝わるようにしますが
どこまで受け止めるかは
生徒が決めることだからです
そうすることで生徒はもちろん
私自身もたくさんのことに気づき
考えが変わってきました
その変化が私にとっても
とても大事な財産です
罰を与えてきたのであれば
いまの私はいません
そんなわけで私には
体罰はもちろん
どんな罰も必要ないのです
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