1月10日(月)は
第12回「311後の生き方を考える会」でした
私自身は
福島第一原子力発電所の爆発事故の後始末は
とてもむずかしいと思っています
一応の「冷温停止状態」といっても
冷却水が動いているのは仮設のパイプで
ポンプもときどき調子が悪くなっているようです
いつこわれて冷やせなくなっても
不思議がない状態で
今日も綱渡りといえるかもしれません
また対応に当たっている東京電力は
一つの営利企業ですから
儲けにもならない後始末に
全力を尽くすのはむずかしいでしょう
なんらかの事情で
別の原子力発電所で
福島のような事故が起これば
何からどう手をつけるべきかも見えていません
ですから
福島の後始末について
ある程度のメドがたつまでは
いま動いている大飯原発も含めて
すべての原発をまず止めるべきでしょう
そしてどんな欠陥があるかを
しっかり調べた方がいいでしょう
また使用済み核燃料の処理とか
高レベル放射性廃棄物=死の灰と
数万年以上つきあう方法を考え
少なくともその第一歩をすすめることも
原発を再稼動する前にすべきでしょう
私はそんな風に考えています
けれどもこの会は
そういった原発政策や
今後の展望を検討する会ではありません
私自身は原発の専門家でも
政治家でもありません
なんらかの運動をする気もありません
それでもあの事故の後では
ただの市民として生きるとしても
原子力とは無関係ではいられない
と思うのです
この時代の一市民として
どう生きていけばいいのか
そのための情報や意見を交換しあいたい
と思って始めた集まりです
そんな会なので
原発と関係のない話にも
どんどん脱線します
10日には
春になったらお相撲の見学に行こう
という話が決まったくらいです
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