連載【国立北口 探検隊 #10 公園】
春うららかなお出かけ日和が続きます。休日には公園にお散歩に行きたくなりますね。近所の公園と言えば昭和記念公園や井の頭公園、武蔵国分寺公園などが有名どころです。
国立でお散歩となると、公園よりも大学構内の方がメジャーですね。国立北口となると…すぐには思いつかないのが現状です。ですが、国立北口にも公園はあります!どんな小さな公園にも、きっと良いところがあるはずです。
小さな春を見つけに、国立北口に行きましょう。
西側に向かうこと3分ほど、「セオサイクル」を曲がった先にある公園から行ってみましょう。団地の前にポツンと佇む名もなき公園。滑り台と砂場のみ、と言うシンプルな構造。
特徴と言う特徴も無いですが…。あえて言うなら、「藤棚」ですかね。年月を感じる、立派な藤の棚です。
線路沿いに戻り、立川方面へさらに2,3分。次にご紹介するのは「ポッポみち」です。ここは公園と言うより遊歩道ですね。ですが自転車も進入禁止なので、小さい子を連れてのんびり歩くのにピッタリです。
ここの特徴は「線路」。短いですが、枕木もある本格派。ここで「スタンド・バイ・ミー」ごっこをするのが定番です。
ポッポみちを終わった先に、次の小さな公園が。その名も「ちびっこ広場49号」。48号は実在するんでしょうか?ご存知の方、お知らせください。こちら、ブランコに鉄棒もあり、小さいながらもコンパクトにまとまった公園です。滑り台の先の藤棚も素敵ですね。
(しまった、この公園にも「藤棚」がある!)
気を取り直してここの特徴を探しましょう。そうですね、ここは「便利」でしょうか。駅からも程よい距離、隣にコンビニ、近くにお洒落なお店。総合的に使いやすい、便利な公園です。
西側エリア最後にご紹介するのは「北第一公園」。駅から徒歩25分ほどかかり、歩いていくにはちょっと大変です。代わりと言ってはなんですが、こちらの公園、設備が充実。アスレチックに水遊び、ボール遊びも出来ます。
(しまった、この公園にも「藤棚」がある!しかも2つも!!)
藤棚の事はもう忘れましょう。こちらの特徴は「歩道」。裸足で足つぼを刺激するコースもありますし、この公園をスタート地点とする長い遊歩道もあります。なにより国立駅から徒歩25分と言う立地。歩くのが好きな人にお勧めです。
さて、今度は東側エリアに目を向けてみましょう。「北一丁目第一遊園」は国立駅から北に向かい、一本目の道を東に曲がってまっすぐ。坂道の脇に小ぢんまりと存在する公園…なのですが。
(これは…ただの階段じゃないのかな?)
流石にこれを公園と呼ぶのには無理があります。階段の脇につつじの生垣、申し訳程度にベンチがありますが、それだけです。
特徴は…「階段」しかないでしょう。踏み台昇降が好きな人や山登りのトレーニングにおススメです。
東は正直、今一つですね。では北側エリアは?
ここでやっと、特徴のある公園が出てきました。駅から北に15分ほど歩いたところにある「光町もみじ公園」。国立北口でベストを一つ上げるとすればココ、でしょう。
まずは写真の井戸。こちらの井戸、ちゃんと水が出ます。災害時に生活用水として用いる、防災的な側面もあるとの事。楽しいだけでなく、防災を学ぶことも出来ます。
そしてその裏側には林が広がります。こちら、街の中で森林浴を楽しめるパワースポット。適度な段差もあり、鬼ごっこにも良さそうです。
特徴は「井戸」。40年前は私の家にも井戸があったのですが、今やめったに見ることが無くなりました。くにきたの歴史を学びつつ、自然も満喫してください。
一つ一つの公園では立川や吉祥寺にかないませんが、三人寄れば文殊の知恵、三か所周れば街なかお散歩コース。自分だけのお気にいりコースを見つけてください。
<書いている人>
自称うぉーりー。
国立うまれの国立育ち、と見せかけた国分寺うまれ。
北口育ちにはありがちな、国立×国分寺のハイブリッド。
国境はめったに飛び越えないが、市境は毎日飛び越える。
北口エリアで探してください。
協力
くにきたべーす
■駄菓子屋くにきたべーす
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※連載【国立北口 探検隊】は毎月5・20日掲載予定です。お楽しみに!
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