くにたちハッピースポット　国立情報

くにたち音楽地図
　　 by 音楽キュレイター（Music Curator）・マーサ

001. 大学通り

ぼくが初めて国立（くにたち）の街を訪れたのは
記憶が間違っていなければ
2002年の秋ころ。
中央線沿線に住む友人のひとりが
「あなたに似合いそうな街だよ」
そう紹介してくれました。

国立駅（当時は赤い屋根の駅舎）の南口を出ると
幅広く長い道が
すぅっとまっすぐに伸びています。
その両脇には木々と広めの歩道。
これが大学通り。

「なんだか空気の流れがゆっくりしているなぁ」
そんな第一印象。
すこし上を向くと
青い空が視界いっぱいに広がっていたこと
今でも強く心に残っています。
心も晴れ晴れ、ワクワク
そしてちょっとした希望。

この大学通りには、
こんな曲が似合うのではないでしょうか。
とくに天気の良い日にどうぞ。

'(What A) Wonderful World' by Bryan Ferry
「ワンダフル・ワールド」ブライアン・フェリィ

この曲では学生の恋する気持ちを唄っています。
でも、それを街に置き換えるとさらにピッタリ♪
オリジナルは
Sam Cooke（サム・クック）という
ソウル・シンガーのものですけれど
ぼくはBryan Ferry（ブライアン・フェリィ）の
このカヴァ・ヴァージョンが
よりすてきに映えると思います。

この街に住んでまもなく10年。
ぼくがすてきだと思う場所、ひと、ものなどに
ぴったり似合う曲を添えて、
少しずつ紹介していきますね。

■収録アルバム
　Bryan Ferry "Another Time, Another Place"
　ブライアン・フェリィ『いつか、どこかで』（1974年）

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